遙か5：ふたりで共有していくもの

はい、桜智さんルート攻略完了しました。
もう……もう！　今回の白虎組はずるすぎる！！　桜智さんルートやって確信しました！
というわけで感想です！

桜智さんが鬼の一族だっていうことは1周目感想にも書きましたが、それ以外にも様々な秘密が明かされました。
まず、桜智さんは鬼の一族の中でも頭領の血筋の直系であること。てことはアクラムに近い筋の末裔ってことになるのかな？　桜智さんのつけてる髪飾りのうちのひとつは、代々頭領筋に受け継がれてきたものだそうです。
もうひとつ。鬼の頭領には、神子に頭領が受けた傷を肩代わりさせる『傷着せ』という呪詛がかけられていること。これは、200年程前に神を縛した幕府側の人物（南光坊？）によって当時の頭領と神子にかけられたもので、それによって神子が命を落としているそうな。
ゆきちゃんや都に傷がないかどうかしきりに気にしていたのは、この呪詛のためだったんですねぇ。
ただ、今に至るまで発動していないから、もう呪詛は消えたのだろうという結論に。

ゆきちゃんの毒殺未遂（そして薬の口移し）やら、桜智さんの子どもの頃の話（鬼に対する迫害）やらを通して絆を深めていくふたり。
みんなの説得のかいあって、薩長同盟もうまくいきそうな流れになり始める。
しかし、そんな矢先、消えたかと思われていた『傷着せ』の呪詛が発動し、自身の傷がゆきちゃんにうつり始めていることに気づく桜智さん。
何よりも守りたいと思っていた存在を自分自身が傷つけているということに苦悩し、自分を責める桜智さんは、このまま傷を受け続ければゆきちゃんが死んでしまうと焦る。それだけは避けたいと、呪詛を解く方法を天海から受け取り、結果……呪詛は消えたけれど、桜智さんは犠牲になってしまう。
もうね、このシーンのね、段々声がか細くなりながらゆきちゃんの好きなところを挙げていく桜智さんが、せつなくてだね……！
桜智さんの日記を読み、自分がどれだけ想われていたかを確認したゆきちゃんは、その日の朝――桜智さんが呪詛を解く鎖を使う前に時をさかのぼり、自分も桜智さんを失いたくないのだと必死にすがりついて訴える。
このすがりつきシーンのスチル、すごく好きです……はい。
もう少しあがいてみる、とゆきちゃんと傷を共有していくことを決めた桜智さん。全部の傷がゆきちゃんにうつる前に天海を倒し、白龍に呪詛をといてもらうことになります。
無事同盟も結ばれ、日光へ向かって天海と対峙する桜智さん。「彼女と共に生きる」宣言をした時にはよくやった！とガッツポーズでした。
無事天海を倒して、元通りになる世界。桜智さんはゆきちゃんに一緒に行きたいと告げて、めでたしめでたし！
都にも認めてもらえたし、お幸せにー！

ところでこのルートの都姉さんと小松さんの桜智さんに寄せる信頼みたいなものが好きすぎるんですがどうしたら。